2008年01月19日
全豪オープン大会第6日★大波乱、大熱戦あり!
みなさん、こんにちは。ジャック・フジワラです。
大会第6日は、日中は雨に見舞われ、開閉式の屋根があるロッド・レーバー・アリーナと、ボーダフォン・アリーナでのみ試合が行われました。
雨のせいで、湿度が上がり、非常に蒸し暑い一日になったようです。
今日は男女シングルス3回戦が行われましたが、波乱あり、大熱戦ありと、大変盛り上がっています。
まず、波乱からいきましょう。
左の3人は、上位シードを破ってベスト16進出を決めた選手で、上から第27シードのマリア・キリレンコ、第29シードのアニエスカ・ラドワンスカ、ノーシードのマリン・チリッチとなっています。
センターコートの第1試合に登場したキリレンコは、ロシア勢の同級生、第6シードのアナ・チャクエタゼに逆転勝ちを決めました。
可愛い容姿や、斬新でかっこいいウェアが話題によく上るキリレンコですが、この日の試合では序盤からランキング格上のチャクエタゼ相手に互角以上の戦いを展開し、第1セットはタイブレークで落としたものの、第2セット以降をあっさりと奪って、初の四大大会ベスト16入りを果たしました。
次に、18歳のラドワンスカは、第2シードのスヴェトラナ・クズネツォワに、なんとストレート勝ちをおさめています。
ラドワンスカは、昨年のUSオープンでもマリア・シャラポワに勝って4回戦に進出した期待の新人で、次は第14シードのナディア・ペトロワとエカテリーナ・マカロバの勝者と対戦します。
そして、クロアチアの新鋭チリッチは、昨年準優勝した第7シードのフェルナンド・ゴンサレスにセットカウント3-1で勝ちました。
ゴラン・イバニセチッチ、イヴァン・リュビチッチ、マリオ・アンチッチなどといった同胞の先輩と同じように、チリッチも豪快なサーブが武器で、それに加えてゴンサレスのお株を奪うようなハードヒットも炸裂させました。
大熱戦を強いられたのは、意外にもロジャー・フェデラー。
この日は好調セルビア勢の一角、23歳のヤンコ・ティプサレビッチに第1セットを先取される苦しい立ち上がりで、その後もミスショットを連発して、サービスエースでピンチを切り抜ける苦しい展開となります。
2セットオールで迎えたファイナルセットでも互いに一歩も譲らない接戦となりますが、均衡を破ったのは王者フェデラーで、第17ゲームをブレークしてリードをつくり、次のゲームをキープして、4時間27分に及んだ激闘を制しました。
フェデラーの全豪3連覇達成が消滅するかと、会場の観客も固唾を飲んで見守りましたが、結局勝負強さを見せた第1シードが順当に勝ったわけです。
もし負けていれば、ナダルとの世界ランク1位交代もあっただけに、フェデラーも胸を撫で下ろしていることでしょう。
ティプサレビッチは惜しくも敗れましたが、その他に登場したセルビア勢、ともに世界ランク3位のノヴァーク・ジョコビッチ、アナ・イバノビッチは快勝で4回戦に駒を進めています。
その他の試合では、ジェームズ・ブレークが2セットダウンをひっくり返して、フランスのベテラン、セバスチャン・グロージャンを下しています。
現在、ナイトセッションではヴィーナス・ウィリアムズVSサニア・ミルザ戦が行われており、その後には地元レイトン・ヒューイットVSマルコス・バグダティス戦が予定されています。
さらに加熱してきた2008年の全豪オープンについて書かれた皆様の全豪オープンに関する記事を、このブログにお寄せ下さい。
錦織圭選手のサイングッズが当たるトラックバック大賞の応募はこちらからです。
まだ大会は半ばに差し掛かったところです。すでに応募された方も、これからの方も、奮ってご応募をください。お待ちいたしております!
大会第6日は、日中は雨に見舞われ、開閉式の屋根があるロッド・レーバー・アリーナと、ボーダフォン・アリーナでのみ試合が行われました。
雨のせいで、湿度が上がり、非常に蒸し暑い一日になったようです。
今日は男女シングルス3回戦が行われましたが、波乱あり、大熱戦ありと、大変盛り上がっています。
左の3人は、上位シードを破ってベスト16進出を決めた選手で、上から第27シードのマリア・キリレンコ、第29シードのアニエスカ・ラドワンスカ、ノーシードのマリン・チリッチとなっています。
センターコートの第1試合に登場したキリレンコは、ロシア勢の同級生、第6シードのアナ・チャクエタゼに逆転勝ちを決めました。
可愛い容姿や、斬新でかっこいいウェアが話題によく上るキリレンコですが、この日の試合では序盤からランキング格上のチャクエタゼ相手に互角以上の戦いを展開し、第1セットはタイブレークで落としたものの、第2セット以降をあっさりと奪って、初の四大大会ベスト16入りを果たしました。
次に、18歳のラドワンスカは、第2シードのスヴェトラナ・クズネツォワに、なんとストレート勝ちをおさめています。
ラドワンスカは、昨年のUSオープンでもマリア・シャラポワに勝って4回戦に進出した期待の新人で、次は第14シードのナディア・ペトロワとエカテリーナ・マカロバの勝者と対戦します。
そして、クロアチアの新鋭チリッチは、昨年準優勝した第7シードのフェルナンド・ゴンサレスにセットカウント3-1で勝ちました。
ゴラン・イバニセチッチ、イヴァン・リュビチッチ、マリオ・アンチッチなどといった同胞の先輩と同じように、チリッチも豪快なサーブが武器で、それに加えてゴンサレスのお株を奪うようなハードヒットも炸裂させました。
この日は好調セルビア勢の一角、23歳のヤンコ・ティプサレビッチに第1セットを先取される苦しい立ち上がりで、その後もミスショットを連発して、サービスエースでピンチを切り抜ける苦しい展開となります。
2セットオールで迎えたファイナルセットでも互いに一歩も譲らない接戦となりますが、均衡を破ったのは王者フェデラーで、第17ゲームをブレークしてリードをつくり、次のゲームをキープして、4時間27分に及んだ激闘を制しました。
フェデラーの全豪3連覇達成が消滅するかと、会場の観客も固唾を飲んで見守りましたが、結局勝負強さを見せた第1シードが順当に勝ったわけです。
もし負けていれば、ナダルとの世界ランク1位交代もあっただけに、フェデラーも胸を撫で下ろしていることでしょう。
ティプサレビッチは惜しくも敗れましたが、その他に登場したセルビア勢、ともに世界ランク3位のノヴァーク・ジョコビッチ、アナ・イバノビッチは快勝で4回戦に駒を進めています。
その他の試合では、ジェームズ・ブレークが2セットダウンをひっくり返して、フランスのベテラン、セバスチャン・グロージャンを下しています。
現在、ナイトセッションではヴィーナス・ウィリアムズVSサニア・ミルザ戦が行われており、その後には地元レイトン・ヒューイットVSマルコス・バグダティス戦が予定されています。
さらに加熱してきた2008年の全豪オープンについて書かれた皆様の全豪オープンに関する記事を、このブログにお寄せ下さい。
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まだ大会は半ばに差し掛かったところです。すでに応募された方も、これからの方も、奮ってご応募をください。お待ちいたしております!